引越しは少なからずコストがかかってしまうものですよね。
節約できるところは、できるだけコスト削減したいと思うのではないでしょうか。
- 何かと物入りな引越し、できるだけコストを削減したい!
- せめてダンボールくらい自分で入手して費用を安く抑えたい!
- ダンボールが無料で手に入る場所ってどこ?
これから引越しする人の多くは、こんなことを考えていると思います。
最初にお伝えしておくと、引越しで使うダンボールをお探しならダンボールを無料提供している引越し業者を探すのが実はおすすめ。
他社に契約を取られまい!
と梱包材サービスで勝負している引越し業者は結構多いんです。
頑丈で大容量の配送用ダンボールが無料で必要数もらえるわけですから、自分で調達するより確実にラクな方法だと思いますね。
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ただ、無料ダンボールを自分で調達したい!という人は少なからずいるはず。実際、ダンボールって無料でもらえるイメージが強いですよね。
そこで今回は、「ドラッグストア」や「家電量販店」に行けば無料でダンボールがもらえるか実際に足を運んで検証してきました!
検証してみた結果は果たして…!?
最後には簡単にできる引越し節約術も紹介していますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
目次
ダンボールが無料でもらえる可能性のある場所
家電量販店
家電量販店では大きくてきれいな状態のダンボールが多くあるので、引越しに使うのには
適しているといえます。
大型家電が入っていたダンボール以外にも、小型家電や電気雑貨などが入っているダンボールもあるので、サイズが豊富に揃っているのも魅力的です。
店員さんも多くサービスセンターも設けられているので、声をかけやすいというのもありがたいですよね!
スーパー
たいていのスーパーは、買い物袋を持っていない人のためにレジ横に「ご自由にダンボールお持ちください」と書かれた場所があると思います。
店員さんに声をかけなくても、自由にダンボールがもらえるのはありがたいですよね。
ただし、スーパーでダンボールを入手する際に注意しておきたいことがあります。
- 汚れが目立つダンボールや、湿っているダンボールは避ける
- 食品が入っていたダンボールは虫の卵や、虫がいる可能性もあるので注意する
- 食品のにおいがついているダンボールがある
家に持ち帰る前に、引越しに使えるダンボールかどうか中までしっかりと確認をしてから持ち帰るようにしましょう!
コンビニ
コンビニでもダンボールをもらうことができます。
コンビニで取り扱う商品は、番重(ばんじゅう)といってプラスチックの箱で配送されることが多いかと思いますが、お店の裏方にはダンボールが置いてある場合も多いようです。
ただし、置いてあるダンボールの数は少ない可能性があるので、店員さんに一言声をかけて、もらえるダンボールがあればラッキー!くらいに思っておいたほうがいいかもしれません。
ドラッグストア
ドラッグストアでも大量のダンボールを扱うので、引越しに適したダンボールが見つかる可能性が高いといえます。
ただし、ドラッグストアで入手できるダンボールも「洗剤のにおい」や「薬品のにおい」がついている可能性があるので、よく確認してから持ち帰るようにしましょう。
ホームセンター
ホームセンターは、大型のダンボールが入手できる可能性が高い上に、スーパーと同じように「ご自由にお持ち帰り下さい」と書かれたコーナーがある所も多いので非常に助かります。
引越しに適したサイズのダンボールが見当たらなくても、裏方からダンボールを持ってきてもらえる可能性もあります。
実際にダンボールが無料でもらえるか検証してみた!
これらのお店に、いざダンボールをもらいに行ったとき、確実にダンボールを入手することはできるのでしょうか?
ダンボールをもらいに行ってみたら「うちにはダンボールの在庫がなくて…」なんて言われてしまったらガッカリですよね。
そう言われてしまったら、別の場所をあたる必要が出てきます。できればダンボールを探すことにあまり時間もかけたくないですし、二度手間になることも避けたいですよね。
そこで実際に、管理人が「ダンボールを無料で入手できる」と言われている場所へ出向き、本当にダンボールがもらえるのかどうか検証してみました!
もちろんお店の都合や条件によって、今回の検証結果が全てに当てはまるとは言えませんが、やみくもにダンボールをもらいに行くよりは参考になるはずです!
家電量販店
商業施設内にある大手家電量販店のサービスセンターへ行き「余っているダンボールがあれば欲しいんですが」と声をかけてみました。
「どのくらいのサイズのダンボールが必要ですか?」
と聞いてくださいましたが、正直どのサイズでも構わなくて、もらえるものはもらっておきたかったので
「逆にどのくらいのサイズのダンボールがありますか?」
と聞いてみました。
店員さんは「少々お待ちくださいね」と嫌な顔せず、バックヤードへダンボールを探しに行ってくれましたが、持ってきてくださったのはこちらのダンボール1箱でした。
(サイズ:縦約30cm×横約40cm×高さ約45cm)
「ごめんなさい、今うちにはこのダンボールしかなくて…」
とのこと。
よくよく聞くと、家電量販店ではダンボールごと商品を持ち帰る場合が多いのでカラのダンボールは少ないそうです。
「たまにカラのダンボールがあったとしても、店舗でごみ箱として利用したり、商品管理のためにダンボールを使用するので、うちのお店ではお渡しできるダンボールが普段からあまり無いんです…」
と少し申し訳なさそうに言われてしまいました。
たまたま、私が出向いたタイミングでは上記のようなダンボールが1個あったので持ち帰ることができましたが、家電量販店で大量のダンボールを入手するのはもしかしたら難しいのかもしれません。
ちなみに、今回家電量販店で入手したダンボールは美容家電が入っていたもので、割と大きなサイズの頑丈なダンボールでした。
このダンボールであれば食器や雑誌などを入れても大丈夫そうな印象でした。
ドラッグストア
ダンボールが無料でもらえると思われる店舗の代表挌ですが、実際に出向いたら意外な結果となりました。
まず、入手できたダンボールは先ほどの家電量販店同様1箱のみ…
(サイズ:縦約35cm×横約55cm×高さ約60cm)
先ほどと同様「ダンボールが欲しいのですが、余っていたら譲ってください」と声をかけてみました。
すると店員さんは少し困った顔をして
「ごめんなさい~今このサイズのものしか用意がなくて…」
と言って、おそらくトイレットペーパーが入っていたであろう、けっこう大きなサイズのダンボールを手渡してくださいました。
このドラッグストアのダンボールは、毎日ごみ収集の人に持っていってもらうので、ダンボールの在庫をかかえることなく毎日捨ててしてしまうのだそうです。
たまたま、私が行ったタイミングはこのサイズのダンボールを入手することができましたが、タイミングが悪ければ全て廃棄されてしまい、ダンボールを入手することは難しい感じでした。
また今回入手できたトイレットペーパーのダンボールは、高さのあるダンボールだったので持ち運びには少し不向き、といった印象を受けました。
スーパー
スーパーはレジ付近にダンボールが置いてあり、誰でも自由に持ち帰れるイメージですが、実際はどうでしょうか。
まずはこちらの写真をご覧ください!
地域密着型の小さなスーパーでは、こういったコーナーが無いところもあるかもしれません。
しかし、私が出向いたスーパーは中規模のショッピングセンターだったので、レジ横に「無料ダンボールコーナー」が併設されていました。
「よかった、これでダンボールを無料で手に入れることができる!」
と思ったのですが、ちょっと写真をよく見てみてください。
「ご自由にご使用ください」のあとに「お買い物かご1個につき1箱でお願いします」と書かれています…
つまり、このスーパーでダンボールを無料でもらうには「買い物をすることが前提」に加えて、「買い物した量に見合った数」のダンボールしか持ち帰ることができないのです。
スーパーはダンボールを無料で入手しやすい場所だと思っていましたが、このスーパーでは買い物をせずに、ダンボールだけ大量に持ち帰ることはできない状況でした。
もちろん、私は買い物をする予定がなかったのでダンボールを持ち帰ることはできないという結果に。
ちなみスーパーのダンボールのサイズは小さめなので、重たい荷物を入れるのには最適なのですが、強度があまりないので実際に使用するとなると少し使い勝手が悪いかもしれません。
ホームセンター
ホームセンターは、大きなダンボールを入手することができそうなイメージですが、実際の収穫は0でした。
サービスセンターで
「ダンボールを譲ってください」と声をかけたら、
「うちのお店の決まりで、お客様にダンボールをお渡しすることができないんです」と言われてしまいました。
この回答は意外だったので、なぜなのか尋ねてみると
「過去にトラブルがあって…」とのことで、詳細まで聞くことはできませんでした。
今回のケースは恐らくイレギュラーな例で、他のホームセンターへ行けばダンボールを無料で提供しているお店もあるかもしれません。
しかし今のところ、まともなダンボールをまだ入手することができていない!
最後の望みをかけて、次に向かった先はコンビニ…
コンビニ
忙しくない時間帯を狙っていざコンビニへ!
「ダンボールが欲しいのですが、余っているダンボールはありませんか?」と尋ねたら、
これまた店員さんに困った顔をされてしまいました…
店員さんは無言でバックヤードに消え、数分後「このダンボールならあるんですが…」と言って持ってきてくださったのはこちらのダンボール。
少し小さいサイズですが「このダンボールであればいくつか用意できます」という回答でした。
他のダンボールは、コンビニの裏にあるごみ置き場へその都度持っていってしまうので、きれいな状態で渡すことのできる在庫の数は少ないそうです。
しかし、店員さんは「事前に連絡してもらえれば、捨てずに希望のサイズのダンボール残しておきますよ」と親切に言ってくださいました。
検証結果
ここまで読んでいただいてお分かりいただけたかと思いますが、引越しに適したダンボールを無料で入手するのは意外と難しいという結果となりました。
ダンボールを無料で提供してくれそうなお店でも、思わぬ事情やお店のルールなどにより実際に入手するのは難しく、希望するダンボールを集めるのには時間と労力が必要になってきそうです。
今回の調査はあくまでも一例なので、何の問題もなく無料でダンボールを手に入れることができる場合もあるかもしれません。
しかし、引越し準備で忙しい時期に、貴重な時間をダンボール収集にあてなくても、初めから無料でダンボールを提供してくれる引越し業者が数多くあります。
そこで次章からは「無料でダンボールを提供してくれる引越し業者」をご紹介したいと思います。
引越しで必要なダンボールの数はどのくらい?
ダンボールを無料で入手する前に、そもそもダンボールがいくついるのか把握する必要がありますよね。
おおよそいくつダンボールが必要か、間取り別で目安をまとめてみました。
間取り | 必要なダンボールの数 |
---|---|
1R | 10箱程度 |
1DK | 20~30箱程度 |
2DK | 40~60箱程度 |
3DK | 50~80箱程度 |
4DK | 80~120箱程度 |
※ダンボールの大きさ:544mm×394mm×455mm
「一人暮らし」「子どもがいる」などの条件によって多少前後しますが、だいたいこのくらいのダンボールが必要となります。
ダンボールなど梱包材を無料サービスしてくれる引越し業者
ダンボールを無料で入手するのが難しいのであれば、無料で提供してくれる引越し業者に依頼するのも一つの手です。
ダンボールを無料で提供してくれる引越し業者を一覧にまとめます。
引越し業者 | ダンボール枚数 | ダンボール回収 |
---|---|---|
アリさんマークの引越し社 | 最大50枚 | 有料 |
サカイ引越センター | 最大50枚 | 有料 |
アーク引越しセンター | 最大50枚 | 無料 |
アート引越しセンター | 最大50枚 | 無料 |
ハート引越しセンター | 最大50枚 | 無料 |
アーク引越しセンター
アーク引越しセンターは、見積もり内容に見合った枚数のダンボールを最大50枚まで無料でもらうことができます。
もらえるダンボールの大きさは下記の2種類となっています。
- 大サイズ(横530mm×縦350mm×奥行350mm)
- 小サイズ(横320mm×縦350mm×奥行355mm)
ダンボール以外の梱包資材サービス
- ハンガーケース
- 布団袋
- 緩衝材
サカイ引越センター
サカイ引越センターもダンボールは無料で提供してくれますが、先ほどと同様に最大で50枚までとなっています。
サカイ引越センターでもらえるダンボールの大きさは下の2種類です。
- 大サイズ(横530mm×縦350mm×奥行350mm)
- 小サイズ(横320mm×縦350mm×奥行355mm)
ダンボール以外の梱包資材サービス
- ハンガーケース
- 梱包材
- らくらくパンダBOX
- 布団袋
- シューズBOX
- テレビケース
かなりたくさんの資材をもらえるのは、さすが引越し業種大手といったイメージです。
引越し業者の中でもサカイ引越センターでは多くの梱包材を取り扱っているので、梱包でこまることはなさそうです。
ハート引越しセンター
ハート引越しセンターも最大で50枚までダンボールを無料でもらうことができます。
引越し業者大手は最大50枚まで、という条件で統一しているようです。
ハート引越センターでもらえるダンボールの大きさは下記の2種類です。
- 大サイズ(横490mm×縦350mm×奥行380mm)
- 小サイズ(横390mm×縦310mm×奥行340mm)
ダンボール以外の梱包資材サービス
- ハンガーケース
- 和装用ダンボール
- 梱包資材(プチプチ)
- われもの用包装用紙
食器などを包む「われもの用包装紙」があるのは、大変助かりますよね。
アート引越しセンター
アート引越センターもダンボールは最大で50枚まで無料で支給されます。
アート引越しセンターでもらえるダンボールの大きさは下記の2種類です。
- 大サイズ(横500mm×縦350mm×奥行350mm)
- 小サイズ(横380mm×縦350mm×奥行255mm)
アート引越センターはダンボール以外にも「エコ楽BOX」というオリジナルの梱包BOXを提供してくれます。
エコ楽BOXとは、耐久性や衝撃性に優れた収納ケースで、ガムテープ不要のエコなBOXとなっています。また、エコ楽BOXには「靴用」「食器用」「テレビ用」と3つの種類があり、それぞれを安全に運べるような仕組みになっています。
ただし、引越しをする地域や時期によってはエコ楽BOXが利用できない場合がありますので、事前に確認してから契約するようにしましょう。
梱包資材は基本的に無料での提供となりますが、一部ハンガーボックスなどレンタル扱いで返却が必要なものがあります。
【引越節約術】引越し費用をできるだけ安くするなら
引越す時期やタイミングが重要
引越す時期や、時間帯によって引越し費用が違うのはご存知でしょうか?
一般的に3月4月が引越しの繁忙期だといわれており、この時期は引越し料金はかなり高くなります。
また、土日や月末月初も引越し業者が忙しくなる傾向にあるので、それに伴って見積もりも高く出される可能性があります。
できるだけコストをかけずに引越したいと思っていて、引越し日に都合が効くのであれば繁忙期、土日月末月初を避けた日程調整をオススメ。
不用品を売ってお金にしよう
引越の見積もりを取る際、引越し会社の営業マンは家の中にある荷物でざっくり計算して「大体ダンボール~箱分だから、このくらいの金額だな」と金額の概算を出します。
つまり不用品や不要な荷物があった場合でも、その分の荷物も引越し代金として計上されてしまいます。
見積もりを依頼する前に、リサイクルショップやフリマアプリなどをうまく活用して、不用品をお小遣いに変えてしまうのがオススメ。荷物量の調整にもなって一石二鳥ですね。
単身プランを利用する
時間と労力を使って自力でダンボールをかき集めなくても、引越し業者の単身プランを利用する手もあります。
先程紹介した業者の梱包資材サービスは、基本的に単身プランにも付いてきます。
また、単身プランとごっちゃになりやすい「単身パック」はダンボールなど梱包資材が無料提供されないことがほとんど。
別途購入する必要があるかもしれないので、事前に単身パックのプラン内容を事前に確認しておきましょう。
引越し業者の見積もりを比較する
引越し料金を安くするには「複数社から見積もりを取る」ことが必要不可欠!
1社から見積もりを取っただけでは、自分の引越し価格が適正なのか判断ができません。最低でも3社以上から見積もりをとり、自分の引越し価格の適正を知ることが大事です。
また、業者同士を比較することで各社の契約の取りたさに火が着いて、ダンボールのオマケやら数万円単位の値下げやら色々とオイシイ思いができます。
まとめ
ダンボールを無料で入手できると言われている場所でも、実際に検証してみると意外にも入手困難だということがわかりました。
もちろん、何のトラブルもなくスムーズにダンボールを入手できる場合もあるかと思いますが、汚れていたり、サイズが小さかったりと、欲しいサイズのダンボールが入手できるとは限りません。
それなら初めからダンボールを無料でサービスしてくれる業者に依頼をした方が賢明ではないでしょうか。業者によっては、ダンボールだけでなく梱包資材もサービスしてもらえる可能性があるので、荷造りが楽になることでしょう。
ただでさえ慌ただしい引越し。無駄な時間を使うことなく任せられるところは引越し業者におまかせしてしまいましょう!
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