引越し料金が最大50%OFF!
「単身引越しなら赤帽が安い!」
ということで赤帽の見積もりを検討しているかと思いますが、赤帽で安く引越せるケースは実はかなり限られます。
- 移動20km圏内の近距離引越しである
- 荷物量が軽トラに載りきるぐらいだ
- 最悪荷物運びは手伝ってもいい
▲こんな方だったら赤帽で見積もりを取る価値がありますが、ご家族や荷物量が多い方は、おそらく赤帽でも料金が高くつきます。
結論、赤帽は安くなる傾向があるだけで、条件次第で通常の引越し業者より高くなることは全然あり得ます。
もし微妙な場合、赤帽と見積もりを比較してしまえばあなたの条件で安いのがどっちか分かるワケです。
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長距離の場合は普通の引越し業者のほうが安く引越しできる可能性が高いので、通常の一括見積もりを使ってみるのがおすすめです。
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目次
赤帽か?それとも引越社か?選び方の基準
目安として、距離も短くかつ荷物量が少ないのに赤帽の見積もりが2万円を超えてくるような場合は、一般引越し業者の方が安くなる場合もあるということを覚えておきましょう。
赤帽を検討する余地アリ | 引越社がおすすめ |
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特に赤帽の場合は距離数(=時間)が直接金額に関わってくるため、一般的な目安として20kmを超えてくる場合は、他社との比較をすることでより安い見積もりを出してくる引越し業者を見つけられる可能性が上がります。
日通やヤマト運輸などが提供する単身パックも検討に入れてみるのがおすすめ。特に繁忙期は必ず見積もり比較してみましょう。
ただし東京23区内など、特定エリアでは赤帽自体がそもそも家族引越しを受け付けていないので使うことができません。
参照:赤帽引越し
赤帽の見積もり相場料金
赤帽は、赤帽組合に加盟する事業主がそれぞれ軽トラックを所有して個別で展開していることから、同じ距離数でも赤帽同士で料金が変わったりすることがあります。
今回は平均的な赤帽の引越し料金について一覧にしています。
引越しプラン | 料金相場 | 内容 |
単身プラン (荷物少なめ) | 1~2万円 | ドライバー兼作業員1名 同一県内または隣接区市内 |
単身プラン (荷物多め) | 2~3万円 | ドライバー兼作業員2名 同一県内または隣接区市内 |
2人家族プラン | 3万円以上 | 軽トラ2台+ドライバー兼作業員2名 同一県内または隣接区市内 |
同一市内や同一区内、または隣接した私区内で単身引っ越しするなら2~3万円の料金になるのが相場。もちろん赤帽車1台で積み込める荷物量が前提。
これは市内など近距離の相場になるので、県外に出たり長距離になってくるとどんどん料金は上がります。最低ラインの値段と思っておいてください。
赤帽の料金設定は、「距離制運賃料金」と「時間制運賃料金」がありますが、引越しの料金設定は別途見積もりになり、実際の引越し距離と荷物の量を踏まえた見積もりを取らなければ正確な料金は出せません。
ただ、赤帽の場合は通常の引越し業者のプランや単身パックなどのプランに比べて、より距離数が金額に反映してくる点に注意。要するに長距離になればなるほどグングン料金は上がっていきます。
赤帽は時間毎・距離毎・人数増で高くなる料金システム
赤帽で損する場合、得する場合がはっきりわかれるのは、赤帽の料金システムにあります。
赤帽は以下の3種類の料金システムによって引越し料金が決まります。
- 距離別運賃料金
- 時間制運賃料金
- 引越運賃料金
ちなみに支払い方法は基本現金になりますが、会社によってはクレジットカードを用意している場合もあります。
距離別運賃料金
走行距離による料金で、「赤帽は近距離なら得!」というのはこれが理由。
▼赤帽の距離制運賃表
距離 | 税込運賃 |
20kmまで | 4,950円 |
21km~50kmまで、1km毎に追加 | 220円 |
51km~100kmまで、1km毎に追加 | 165円 |
101km~150kmまで、1km毎に追加 | 132円 |
151km以上、1km毎に追加 | 110円 |
つまり、引越し先が21km以上離れていると、どんどん追加料金が加算されていくのです。
そのため、赤帽は遠距離引越しの場合なら普通の引越し業者と比較したほうが良いと言えます。
時間別運賃料金
赤帽では、引越しにかかる時間と距離によってかかる料金も違います。
時間 | 税込運賃 |
作業時間2時間かつ20kmまで | 4,950円 |
30分超過するたびに加算 | 1,375円 |
つまり引越しの移動距離が20km以内かつ2時間以内に作業が終われば4,950円
荷物の搬入などに時間がかかり、作業時間が超過すれば、20km圏内の引越しでも追加料金がかかるということ。
▼距離制と時間制の使い分けは、以下の通り!
距離制料金と時間制料金はどの様に使い分けられるのですか?
例えばタクシーを利用した際、渋滞中の料金は経過時間で計算され、高速走行時の料金は走行距離で計算されるのが一般的です。
赤帽では、主に距離制運賃を適用させていただきますが、渋滞や混雑が予想されるエリアでの配送、荷扱い作業が複数若しくは長時間になるような配送には、時間制運賃を適用させていただくことがあります。
休日・深夜早朝・地区割増
これは赤帽にかぎったことではないですが、日曜・祝日、深夜・早朝だと料金割増しになります。
割増 | 割増率 |
日曜・祝日作業 | 2割増 |
深夜・早朝作業(午後10時~午前5時まで) | 3割増 |
ちなみに休日深夜の場合は、どちらかの割増のみ適用され、ケースバイケースとのこと。
また、東京23区と大阪市への引越しは「地区割増」で税込440円かかります。
やや複雑な料金システムになっていますが、とにもかくにも、赤帽で絶対お得になるのは、冒頭でもお話した通り
- 移動が20km以内で2時間以内に終わる
- 荷物がすごく少ない
- 最悪作業を手伝ってもいい
というのは確かです。
赤帽で大型荷物は運べるのか?
赤帽の荷台サイズは画像のように大きいサイズの赤帽もありますが、平均的には奥行き200cm×幅140cm×高さ140cmです。
ダブルベッドのサイズが190cm×140cm×20cm、50型大型テレビなら110cm×62cmなので、入ると言えば入ります。ただしダブルベッドはギリギリですね。
大型家具や大型電化製品があっても運ぶことは可能ですが、例えば洗濯機や冷蔵庫、エアコン、自転車、マットレスやタンスなど大型荷物が複数となった場合は収納することが当然難しくなります。
赤帽でももちろん引越しは受けてもらえますが、ほとんどの場合単身者または荷物が少ない場合ということに。
- ダンボール5箱
- 小型冷蔵庫
- 洗濯機
- ベッド(シングル)
ダンボールや梱包はどうするのか?
一般的な引越しサービスの場合はダンボールを無料で配布してくれるところがほとんどですが、赤帽の場合はスーパーなどでもらってきて自分で用意するか、購入する必要があります。
料金的には10枚あたり2,000円~4,000円くらいが相場料金。
荷造り梱包についても基本的には自分自身で行う必要があります。ただし大型荷物で梱包ができない場合は赤帽スタッフが行ってくれるのが一般的。
赤帽スタッフは基本1台につき一人なので、一人で荷造りが難しい場合は追加料金で増員するか、自分自身で手伝う必要があります。
荷運びについても、ダンボールなどの小物については自身で手伝うことも必要になるケースがあります。
また、不用品や廃棄する粗大ゴミなどについては、自分で処分する必要がありますが、有料で回収してくれる業者もいます。料金については他引越し業者とほぼ同様。
赤帽で引越しした人の口コミ評判
※上記口コミ評判は弊社スタッフの体験談をもとにしたものです
▼ その他赤帽の当日の作業や接客対応・見積もり事例についての口コミ評判は次の記事でまとめています。
「赤帽は単身で近距離なら安い」という点は実際の利用者や業界関係者の方の間では共通認識。距離数と作業人数、つまり荷物量が赤帽の料金に関わる最大の要因であることが分かります。荷物が少なく、さらに単身なら一般の引越し業者と比較してから決めるのが最安値になる可能性が高いと言えます。
赤帽を使うメリット・デメリットをまとめてみると
最終的に赤帽を活用して引越しをするのかどうかを判断するためにも、上記以外の項目含めてメリット・デメリットをまとめておきます。
メリット
- 近距離かつ荷物が積み込める量なら安く済む場合がある
- 当日依頼しても引越しすることが可能
- 一人であれば同乗OKな業者もあり
デメリット
- 長距離引越しの場合は引っ越し会社と比べて料金が上がる
- 運べる荷物の量が決まっている
- 荷造りやダンボールなど自分で準備、実施することが多い
- ドライバー1人のため、積荷や設置を手伝う必要あり
- 万が一の補償額が引っ越し業者と比べて上限が低い場合がある
- 同地域で赤帽業者はたくさんいるため、相見積もりが難しい
最大のメリットは一般的な引越し相場よりも断然安くなる可能性が高いということ。ただし荷物量が少なくて距離が短く、そして単身の場合のみ、と捉えておいたほうが良いでしょう。
結構面倒な点として、そもそものスタッフが一人なので荷運びを手伝う必要がどうしても出てきます。もし手伝うのが嫌な場合はもう一人おっちゃんを確保しなければならず、その分料金は上がることに。
また、移動には同乗させてもらえるところが多いですが、ドライバーはほぼ男性のため女性利用者にとってやや不安なところです。
むしろ、女性の場合は荷運びの手伝いとかを考えると、赤帽はそもそも選択肢に入れないほうが良いかもしれませんね。
まとめ:近距離でも他社と比較するのがオススメ
ただし、距離も遠くて大きめの冷蔵庫や家具がある場合は、作業員をプラスアルファで追加する必要があるので、その分料金は上がることになります。
また、エアコン工事や電気工事、不要品などの廃棄処分サービスが付いていなかったり、ダンボールは基本的に有料サービスとなったりするので、一般の引越し業者にお願いしたほうが安くなる場合が往々にしてあります。
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近距離引越しをしたときに赤帽を利用しました。
もともと赤帽が安いことは知っていたので、大手引越し会社と料金を比較することもなく、赤帽1本でお願いしました!
距離にして約15km、一人暮らしの荷物少なめの引越しでしたので、料金も5,000円程度で済み、すごく安く引越すことができて満足しています。 (あくまでも私の場合の料金なので、必ずご自身で見積もりはとってくださいね!)
重たい荷物は、赤帽のドライバーさんが運んでくれましたが、小さなダンボールや小物を運ぶのは私もお手伝いしました。荷物を傷つけられたり、紛失されたりすることなく引越しの作業自体はスムーズに終わったと思います。
ですが、やはり大手の引越し会社さんに比べれば全体的にラフなイメージで、近所のおじさんに引越しを手伝ってもらってるといった感じ。
その変わり、こちらの希望や要望も受け入れてもらえることが多く融通の利く印象でした。
依頼する赤帽によっても、サービスに差はあると思いますが、実際に利用した赤帽はドライバーさんも好印象で、とにかく値段が安かったので機会があればまた利用してもいいかな、と思っています。