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こんなとき、引越しの荷物がダンボールだけしかないよ!という人はいるはず。
結論、ダンボールの数が11個以下であれば宅配業者に依頼した方が安い可能性大。
逆にダンボール11個を超えてくると引越し業者のプランの方が安く引越せる可能性が高くなってきます。
ダンボール数 | 距離 | 宅配業者 | 引越し業者 |
---|---|---|---|
11個 | 近距離 | 17,710円 | 18,000円 |
遠距離 | 18,920円 | 26,000円 | |
12個 | 近距離 | 19,320円 | 18,000円 |
遠距離 | 20,640円 | 26,000円 |
インターネットで無料見積もり比較ができる一括見積もりサービスを利用すれば、ダンボール数を入力するだけで一番安い引越し業者のプランの料金を確認できます。
一括見積もりで出された最安値の見積もりが宅配料金よりも安い、もしくは僅差で宅配便料金より高い程度であれば、そのまま引越し業者に依頼しちゃうのがおすすめ!
「ダンボールがいくつになるのか分からない」って人も、引越し侍の一括見積もりサイト入力欄に”間取り別のダンボール目安数”が書かれているので、その通りに入力するだけで簡単に最安業者が探せますよ!
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完了画面に見積もりが出ますが、ここの見積もりはあくまでシステムで出された概算。実際はもっと安くなることが多いです。
最低3社と連絡を取って正確な見積もりの比較をすることで最安値のプラン料金が分かります!
画像引用元 : 引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)
ただ、ダンボール詰め作業がまだの人だと、結局ダンボールが何個になるのかなんて分からないですよね。
なので、部屋の広さごとに必要なダンボール数の目安についてはこちらの章でまとめています。
引越しでダンボールが〇個だけ! というあなたにとって一番ラクで安い方法を紹介していますので、是非参考にしてみてください。
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目次
ダンボールのみの引越しを安くする方法は3つ
ダンボールのみの引越しをする場合、低コストで済む方法から順番に紹介すると、
- 自力で運ぶ
- 宅急便で送る
- 引越し業者に依頼する
この3つとなります。
ただ、実際にどの方法で引越しをするのが一番安く済むのかについては「距離」や「ダンボールの数」で変わってきます。(人によって最適な方法は異なる、ということ!)
そこで距離やダンボールの個数別に、おすすめの引越し方法を紹介しますので参考にしてください!
方法1 : 自力で運ぶ
【こんな人におすすめ】
- 近距離の引越し(同県内程度)
- ダンボールの数が少ない人(車に積める程度)
- 自分の都合のいいタイミングで引越しをしたい
- 手間がかかってもとにかく安く済ませたい
【主な作業内容】
- ダンボール調達
- ガムテープなどの梱包資材調達
- 梱包作業
- 新居までの運搬(車への荷詰め・荷下ろし)
- 搬出/搬入作業
コストをかけたくないのであれば、自分で運んでしまうという方法が一番安上がりです。
マイカーで運べるのであればレンタカー代も不要なので、かかる費用と言えばガムテープ代やダンボール代程度で済みます。
ダンボールも無料で調達すれば、さらにコスト削減になる訳なので
「ダンボールくらい自分で何とかするからとにかく安ければそれでいい!」
という人は自力で運んでしまいましょう。
ちなみに自力で運ぶ場合に想定されるコスト(費用目安)は次の通り。
ガムテープ 2本 | 約200円 |
---|---|
プチプチ(緩衝材) | 約500円 |
ダンボール 5枚 | 約2,500円 |
合計 | 約3,240円 |
※梱包材の価格はAmazonを参照
また、レンタカーを借りて運ぶ場合、上記の料金にプラスして以下の料金がかかると見込んでおきましょう。
レンタカー代 | 約6,600円 |
---|---|
ガソリン代 | 約210円 |
合計 | 約6,810円 |
※レンタカー料金はトヨタレンタカーを参照
レンタカーを6時間借りた場合、梱包材の費用と合わせて約1万円と見積もっておくとよいでしょう。
ただ、30km程度の距離を往復するとスムーズにいってもおよそ運転時間だけで1時間ほどかかります。
また、ダンボールに入った荷物を運ぶだけなら問題ないとは思いますが、荷解きや簡単な家具の設置作業まで当日にやりたいなら車のレンタル時間に要注意。
返却時間に遅れてしまうと、超過料金を払う必要があるため引越し料金節約の意味がなくなってしまいます。
というかレンタカーを借りるくらいなら、宅急便で送ってしまった方が自分で運転する必要もない上にガソリン代も不要ですよね。
つまり、自力で運ぶ方法が手間に見合うほどお得になるのは「自家用車がある場合に限る」と考えた方が良さそうです。
自力で運ぶメリットとデメリット
ダンボールのみを自力で運ぶのは確かにコスト削減になりますが、デメリットもあるという事を覚えておきましょう。
【自力で運ぶメリット】
- 安く引越しができる
- 自分の好きなタイミングで引越しができる
- 他人を自宅に入れなくて済む
【自力で運ぶデメリット】
- かなり労力が必要
- 運転ができること前提
- 荷物が破損しても自己責任
- レンタカーを借りると割高になる
時間を気にせず、自分の都合のいいタイミングで引越しができるという自由度は高いですが、そのかわり「重たい荷物を車に積む(下ろす)労力」「移動中に荷物が破損するリスク」などのデメリットもあります。
安く済む分、それなりに労力がかかる訳なので“労力がかかってでも、安さにこだわりたい”という人であれば自力引越しを選択してもいいでしょう。
さらに自力で運ぶ場合、梱包が甘くて荷物が破損するリスクも高いというデメリットも。(しかも壊れても自己責任)
自分で梱包するコツについては「ダンボール引越しの梱包・荷造りのコツ」の章で詳しく解説します!
方法2:ダンボールのみを宅急便で送って引越しする
【こんな人におすすめ】
- 近距離の引越し
- ダンボールの数が11個以下
- 繁忙期(3月・4月)に引越しを予定している
- 希望する日に確実に荷物を届けて欲しい人
【自分で行う作業内容】
- ダンボール調達
- ガムテープなどの梱包資材調達
- 宅配業者の選定
- 送り状の準備・貼り付け
- 梱包作業
- 搬出/搬入作業
「引越し=引越し業者を利用しなきゃいけない」 という訳ではありません。
引越しで送る荷物がダンボールだけの人で
とにかく安ければそれでいい!
なんて人にはうってつけの手段といえますが、かなり手間がかかることは覚悟しておきましょう。
ダンボール調達にかかる手間と費用は当たり前として、全てのダンボールに送り状を書いては貼り付ける手間が発生します。
さらに途中で荷崩れしないよう梱包をキッチリとする必要があり、宅配業者がやってくれるのは玄関で荷物を渡すだけなので搬出と搬入も利用者側の手間。
実際にダンボールだけの引越しに宅急便を使った人の口コミを調査したところ、この手間の部分で後悔している人が多いようです。
体験談はこちらの章でまとめています。
ちなみに、クロネコヤマトでダンボールのみ送る場合の料金は以下のとおりです。
ダンボールの数 | 料金 |
---|---|
5個 | 8,050円 |
8個 | 12,880円 |
10個 | 16,100円 |
※120サイズのダンボール配達料金をヤマト公式サイトで計算
宅急便でダンボールのみ送るメリットとデメリット
宅急便でダンボールのみ送って引っ越す場合のメリット・デメリットについてまとめました。
【宅急便で送るメリット】
- ダンボールの数が少なければ格安で引越し可能
- 繁忙期(3・4月)でも割増料金が発生することが無い
- 料金が明確で予算を考えやすい
- 荷物到着日の指定ができる
【宅急便で送るデメリット】
- 積みかえ作業が多いため、破損や紛失のリスクが高くなる
- 重量が規定を超えると追加料金が発生する
- ダンボールの数が多い、宅配距離が遠いと割高る
- 搬出や搬入作業が自分で行う必用がある
- ダンボールの数すべてに送り状を作成する必要がある
宅急便なら荷物を箱に積めて集荷に来てもらうだけなので、手っ取り早い上に費用も安く済みます。
しかも宅急便なら、3月や4月の引越し繁忙期であっても料金が割高になることはありません。
繁忙期に引越しを予定しているのであれば、ダンボールに収まる程度まで荷物を減らして宅急便で送ってしまうという方法もアリです。
宅急便は料金も一律なので見積もりをもらう必用もありませんが、送り状をダンボールの個数用意するのは正直めんどうだと言えます。
さらに当然ですが、ダンボールの数が多くなればなる程料金が加算されるので、ダンボールの数によっては引越し業者に依頼するよりかえって割高になるケースも。
宅急便でダンボールのみ送る場合は、必ず事前に引越し業者からも見積もりをもらっておいて、本当に宅急便の方か安いのか?比較しておきましょう。
方法3 : 引越し業者にダンボールだけ運んでもらう
【こんな人におすすめ】
- 近距離~長距離の引越し(すべての距離が対象)
- ダンボールの数が多い(11個以上)
- 自分で行う工程を少しでも減らしたい
- 搬入や設置作業までお願いしたい
- コスパの良い引越しがしたい
【自分で行う作業内容】
- 引越し業者の選定
- 荷造り(プランによっては必要なし)
餅は餅屋という言葉もあるように、引越しのことは引越し屋に任せた方がノウハウや実績も豊富なので確実&安心です。
引越し荷物がダンボールのみでも、もちろん引越し業者は対応してくれます。
宅配業者に頼んだ方が確かに安上がりになる可能性も高いですが、よくよく考えてみると送り状を複数枚書く手間や、ダンボールを買いに行く手間など、とにかく自分でやらなくちゃいけない事が多いのも事実。
その点引越し業者ならもちろん送り状なんていらないし、荷作りから荷ほどき、新居の各部屋までダンボールを運んでもらうことも可能です。
安さという点でも一律でない料金設定が特徴の引越し業者がおすすめ。
そのため最安値の業者を比較して探すと、宅配料金より全然安かったなんてこともありえます。
ダンボールだけの引越しだとしても「引越し業者に依頼する」という選択肢は必ず視野に入れましょう。
ちなみにダンボールだけを引越し業者に依頼する場合、カーゴボックスで引越しをする「単身パック」の利用が安くておすすめ。
日通の単身パックを利用した場合の料金は次の通りです。
距離 | 単身パックS (ダンボール約16個) | 単身パックL (ダンボール約30個) |
---|---|---|
東京-東京 | 18,000円 | 20,000円 |
東京-神奈川 | 19,000円 | 22,000円 |
東京-静岡 | 21,000円 | 24,000円 |
東京-名古屋 | 24,000円 | 28,000円 |
東京-大阪 | 26,000円 | 31,000円 |
東京-福岡 | 35,000円 | 43,000円 |
※料金は日通公式サイトで計算
ダンボールの数やサイズ、距離によっては単身パックを利用するよりもお得なプランを提供している引越し業者もいます。
「ダンボールのみ=単身パック」と決めつけずに、複数の業者から見積もりをもらって自分に合ったプランを探しましょう。
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引越し業者に依頼するメリットとデメリット
引越し業者に依頼する場合もメリット・デメリットは次の通り。
【引越し業者に依頼するメリット】
- 安いプランのある引越し業者に依頼することで格安引越しが可能
- 搬入や搬出、設置作業まで任せることができる
- 補償がしっかりしている
- 梱包資材を無料サービスしてもらえる(単身パックは対象外)
【引越し業者に依頼するデメリット】
3月4月の繁忙期は予約が取りにくく割高になる
引越し業者に任せれば、搬出や搬入作業はもちろん設置作業まで行ってもらうことが可能。
宅急便や自力引越しに比べて、圧倒的に自分で行う工程が少ないというのがメリットだと言えます。
自分で行う作業と言えば、せいぜいダンボールに荷物を詰めておく程度ですし、ダンボールも無料で提供されるので自分で調達する必要もありません。
あとの作業は全てプロが行ってくれるので、とにかくラクに引越しができると言えます。
しかも、お値打ちに引越しができるプランなら
「安い上に、プロに作業を任せられる」と、とにかくコスパ良く引越しができそう。
問題は、いかに安いプランを見つけられるかどうか…。
安いプランは、一括見積もりサービスを利用することでカンタンに探せるので、ダンボールだけの引越しでも必ず利用してほしいところ。
一括見積もりサイト内の荷物量を選択する箇所の「ダンボールの数」を入力するだけで、対応してくれる業者&安いプランが見つかりますよ!
※画像引用元 : 引越し侍(https://hikkoshizamurai.jp/)
少量の荷物なら「宅配便」「引越し屋」どっちが安い?
結論から言ってしまうと、ダンボールの数が少なければゆうパックやヤマト宅急便で送った方が安いということになります。
逆に言えば、ダンボールの数が多くなれば多くなる程、引越し業者に依頼した方が安く引越せる可能性が高いということに。
宅配便は距離よりも、ダンボールの数×サイズで大きく料金が左右されます。
対して引越し業者だとトラックの荷台やコンテナボックスのスペースが許す限りのダンボールを積めるため、ダンボール数よりも引越し距離が料金を左右します。
そのため、ダンボールサイズや個数、引越し先までの距離によって違うので「人による」としか言えません。
なら早い話、無料の見積もり比較サービスで「距離」と「ダンボール数」を入力し、その条件での引越しプランの相場をチェック。
そして「最安値の引越しプラン料金」が「公式ページで調べた宅配料金」を下回ることが分かったら、そのプランに依頼してしちゃえばいいわけです。
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【費用比較】宅急便利用した方が安いダンボール量は何個?
少量のダンボールかつ近距離であれば、ゆうパックやヤマト宅急便、佐川などで送ってしまうのが安いです。
ただ、具体的な目安がないとピンときませんね。そこで、
- 宅急便を利用した方が安い距離とダンボール数
- 引越し業者を利用した方が安い距離とダンボール数
を分かりやすく比較して表にまとめたので、参考にしてみてください。 (近距離以外だと候補から外れますが一応赤帽とも比較してます)
ギリギリのラインを計算した結果は次のようになりました。
宅急便を利用した方が安いダンボール数目安 | |
---|---|
近距離(20km以内) | 11個以下 |
中距離(500km程度) | 15個以下 |
長距離(1,000km以上) | 19個以下 |
個数、距離ごとの詳しい比較は次のとおり。
ダンボール数 | 距離 | 引越し業者 (単身パック) | 宅急便 (ヤマト) |
---|---|---|---|
10個 | 近 | 18,000円 | 16,100円 |
中 | 26,000円 | 17,200円 | |
長 | 35,000円 | 18,300円 | |
11個 | 近 | 18,000円 | 17,710円 |
中 | 26,000円 | 18,920円 | |
長 | 35,000円 | 20,130円 | |
12個 | 近 | 18,000円 | 19,320円 |
中 | 26,000円 | 20,640円 | |
長 | 35,000円 | 21,960円 | |
15個 | 近 | 18,000円 | 24,150円 |
中 | 26,000円 | 25,800円 | |
長 | 35,000円 | 27,450円 | |
18個 | 近 | 18,000円 | 28,980円 |
中 | 26,000円 | 30,960円 | |
長 | 35,000円 | 32,940円 | |
19個 | 近 | 18,000円 | 30,590円 |
中 | 26,000円 | 32,680円 | |
長 | 35,000円 | 34,770円 | |
20個 | 近 | 18,000円 | 32,200円 |
中 | 26,000円 | 34,400円 | |
長 | 35,000円 | 36,600円 |
※近距離(20 km 以内)・中距離(500 km 程度)・長距離(1,000 km 程度)、ダンボールサイズは120サイズを想定
※引越し業者料金は日通単身パック:~25個(S)/30個(L)を適用。
※各料金は公式サイト、電話調査より基本料金を算出
つまり、ダンボール量が多い、かつ距離が遠いほど引越し業者のプラン相場の方が安くなります。
仮に宅急便の方が安いとしてもダンボールの量が多く、1個1個のサイズも大きいとなればそれに伴って手間や労力も増えます。
宅配便料金の安さは確かに魅力的。
でも、実際にかかる手間と労力をイメージした上でホントに引越しプランより安い買い物なのか?というところがポイントなんです。
【2021年最新料金】ヤマト運輸・佐川急便・ゆうパックならどこが安い?
ダンボールのみの引越しを、宅配業者に依頼する場合の料金についてまとめました。
ダンボール個数 | ヤマト宅急便 | 佐川急便 | ゆうパック |
---|---|---|---|
5個 | 8,050円 | 9,240円 | 7,950円 |
6個 | 9,660円 | 11,088円 | 9,540円 |
7個 | 11,270円 | 12,936円 | 11,130円 |
8個 | 12,880円 | 14,784円 | 12,720円 |
9個 | 14,490円 | 16,632円 | 14,310円 |
10個 | 16,100円 | 18,480円 | 15,900円 |
15個 | 24,150円 | 27,720円 | 23,850円 |
20個 | 32,200円 | 36,960円 | 31,800円 |
※約350km(東京-名古屋)の距離の場合 ※ダンボール120サイズ・20kgまでを利用した場合 ※佐川急便のみ140サイズの料金(120サイズが無いため)
引越しで使われる一般的なサイズのダンボールを宅配便で送る場合、僅差ではありますがヤマト運輸が一番安いようです。
また、宅配業者によっては割引サービスを実施しています。
たとえばヤマト運輸では、宅配センター(取扱店)に直接荷物を持ち込んだ場合、ダンボール1個につき100円が値引きされます。(クロネコメンバーズの場合はさらに50円の値引き)
ゆうパックで送った場合も、取扱店に直接荷物を持ち込んだ場合はダンボール1個につき120円が値引きされる他、以前に利用したことのある住所と同じ宛先に送ると、ダンボール1個につき60円が値引きされます。(1年以内に送った同じ住所の控えが必要です)
ゆうパックについては以下の記事で詳しくまとめていますので宅配便での引越しを考えている人はぜひ参考にしてくださいね。
ヤマト運輸の「宅急便」と「ヤマト便」の違いについて
ヤマトの宅急便には「宅急便」と「ヤマト便」の2種類があります。
同じようで、実は異なるサービスなので2つの違いについて簡単に説明します。
宅急便 | ヤマト便 | |
---|---|---|
サイズ | 3辺合計160cm以内 | 3辺合計160cm以上可 |
重さ | 25kg以内 | 25kg以上可 |
日時指定 | 指定可能 | 指定不可 |
その他 | – | 30万円以上の荷物可 |
重たい荷物や大きいダンボールを送る場合は、必然的に「ヤマト便」を利用することになります。
ヤマト便を利用する場合は日時指定ができないのでゆとりあるスケジュールで依頼するようにしましょう。
ダンボール | 費用 |
---|---|
1個 | 2,949円 |
5個 | 14,745円 |
10個 | 29,490円 |
※約350km(東京-名古屋)の距離の場合 ※ダンボール200サイズ・40kgの場合
引越し業者にダンボールのみ依頼した場合のプラン料金と荷物量
引越しの荷物がダンボールのみの場合でも、もちろん引越し業者に依頼して引越すことができます。
引越し荷物がダンボールだけの場合、「単身パック」や「単身プラン」といった荷物が少ない単身引越し者向けのプランを利用する事になるでしょう。
引越す距離によっては、宅配業者に依頼するよりも引越し業者の単身パックや単身プランを使った方がお得に引越せる可能性があります。
とはいえ、引越し業者のプランは宅急便と違って一律ではありません。
どの引越しプランでダンボールを送ったら安くなるかは、必ず一括比較しておいてください。
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ヤマトホームコンビニエンス【わたしの引越】
1ボックスの料金例
- 東京-東京:17,000円
- 東京-新潟:26,000円
ヤマトの宅急便ではなく、引越しサービスの方で、専用ボックスを利用して運送する単身パックプランです。
ボックスに入れることのできるダンボールの量目安は以下の通り。
ダンボール25個 (Mサイズ/300mm×350mm×450mm)
カーゴに収まるのであれば、ダンボール以外にも小型の家具や家電も一緒に運ぶことが可能。
ちなみにヤマトの引越しサービスはしばらくの間休止していましたが、2019年9月より一部のエリアで引越しサービスを再開しています。
自分の引越しエリアがサービス対象かどうかは、ヤマトホームコンビニエンスの公式サイトで確認を。
サカイ引越センター【小口便コース・ご一緒便コース】
「小口便引越コース」も、決められたサイズのカーゴに収まるだけの荷物を詰んで引越すプランです。
カーゴには家具や家電のある1R程度の荷物が入るので、ダンボールの数が多い人にはおすすめのプラン。
「ご一緒便コース」も、荷物がダンボールだけの人に最適なプラン。 1台のトラックに他の人の荷物と一緒に運ぶので、格安で引越すことができます。
ただしご一緒便コースは引越しの日時は指定できず、営業所で予定しているトラック数が満載になり次第、締め切りとなるので早めの予約がおすすめ。
日通【単身パック】
日通の単身パックは、荷物量に合わせて「S」と「L」のプランが用意されています。
そして、それぞれのサイズの単身パックを利用した距離ごとの料金目安は下記の通り。
単身パックS | 単身パックL | |
---|---|---|
近距離(東京-東京) | 18,000円 | 20,000円 |
中距離(東京-仙台) | 24,000円 | 28,000円 |
長距離(仙台-名古屋) | 28,000円 | 33,000円 |
単身パックS、Lのカーゴにダンボールだけ積むと下記の数が積めます。
- 単身パックS:ダンボール20個
- 単身パックL:ダンボール24個
(Mサイズ/300mm×350mm×450mm)
家具や家電がなく、ダンボールだけを運びたい人であればSでも充分の数のダンボールを詰むことが可能です。
単身パックのサービスを提供している引越し業者はたくさんありますが、SとLの2種類のサイズを用意しているのは日通だけ。
自分の荷物量に合わせて、無駄のない引越しが可能です。
アリさんマークの引越社【ミニ引越し】
アリさんマークの引越し社では、ダンボールの数に合わせて3つの引越しプランが用意されています。
- 超ミニ引越しプラン:ダンボール10個
- 特ミニ引越しプラン:ダンボール15個
- ミニ引越しプラン:ダンボール20個
(Mサイズ/300mm×350mm×450mm)
特ミニとミニの荷物量に関しては上記ダンボール数に加えていくつか家具が積めます。
ちなみに「超ミニ引越しプラン」を利用して近距離(同一市内)に引越した場合の料金目安は2.5~4万円程度。
どのプランと契約してもダンボール(最大50枚まで)やガムテープ、布団袋などの梱包資材が無料サービスされます。
ただし、これらミニ引越しプランが利用できるのは
- 同一市内の5km以内の引越し
- 日時の指定不可
- ダンボールサイズは高さ×横×奥行が150cm以内
などの条件があるので注意。
SGムービング【単身カーゴプラン】
佐川急便の、引越し専門の会社がSGムービングです。
SGムービングの「単身カーゴプラン」は、荷物がダンボールだけの引越しに最適なプラン。
カーゴに入るダンボール数の目安は、Mサイズで約20個ほど。
単身の荷物を詰むのには充分なサイズです。単身カーゴプランを利用した場合の料金目安は以下の通り。
引越し距離 | カーゴプラン料金 |
---|---|
近距離(東京-東京) | 27,300円~ |
中距離(大阪-名古屋) | 35,700円~ |
長距離(仙台-名古屋) | 40,700円~ |
他社の料金よりは割高な印象ですが、単身プランでもガムテープや梱包資材を無償提供してもらうことができます。
もちろん、カラになったダンボールも無料で回収可能(エリアによっては回収できない場合もあり)。
また、「昼間に都合がつかずに夜間しか引越しができない」というような場合でも、時間外の引越しに対応しているので(オプションサービス)、夜間の引越しを検討している人はSGムービングは候補に入れておきたいですね。
西濃運輸【カンガルー引越し便】
物流のノウハウを活かし、少ない荷物をお手軽な価格で引越すことが可能。 定期便が毎日出ているため、引越したい日時で引越す事ができるのもメリットです。
荷物量に合わせて料金設定が異なりますが、目安は以下の通りです。
引越し距離 | 料金 |
---|---|
近距離 | 19,000円 |
中距離 | 22,000円 |
長距離 | 34,000円 |
※ダンボールM5個・S10個程度
数ある単身向けの引越しプランの中でも格安で引越せる可能性があるので、引越し荷物がダンボールだけの人は、ぜひ検討の一つに入れましょう。
赤帽
「赤帽」とは赤帽組合に加盟する事業主が、それぞれ軽トラックを所有して展開している運送業者のこと。
赤帽での引越しが安くなるのは近距離(20km以内)に限りますが、引越し荷物がダンボールのみで、かつ同一市内などの近距離への引越しの場合は赤帽を利用するのもおすすめ。
赤帽の料金目安は、20kmまでは次のとおりです。
距離 | 料金 |
---|---|
20kmまで | 4,500円 |
引越し距離 | 1kmごとの追加料金 |
---|---|
21km~50km | 200円 |
51km~100km | 150円 |
101km~150km | 120円 |
151km以上 | 100円 |
20km以上の引越しの場合は、21~50kmまでは1kmにつき200円の追加、51~100kmまで1kmにつき150円が追加される…という仕組みです。
つまり、距離が遠くなればなるほど料金が加算されてしまうので長距離引越しは割高に。
赤帽の軽トラックを2時間チャーターした場合、最安値だと4,500円で新居までダンボールを運ぶことが可能です。
赤帽では、引越し専用の料金プランも設けられています。 引越しプランの場合は12,500円(作業2時間以内・20km以内)となっていますが、ダンボールだけの引越しが「引越しプランになるのか、通常の配送運賃になるのか」は依頼する赤帽によって異なる可能性があります。
例えば、ドライバー1人では荷下ろしができない数のダンボールがあれば「引越しプラン」扱いになる場合もありますし、組立て・解体が必要な家具などが1点でも入っていれば「引越しプラン」扱いになる場合もあります。
赤帽は「個人事業主」がおこなっているので、料金の扱いなどは赤帽によって様々です。
荷下ろしや、設置まで依頼するのか否かでプランや料金が変わる可能性があるので、赤帽を利用する場合は事前によく確認を。
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引越しで必要なダンボールの数とサイズ
まだ荷造りが済んでおらず、引越しに必要なダンボールの数がハッキリしていない方もいるはず。
そこで間取り別に引越しで必要なダンボール数の目安をまとめました。
必要なダンボールの個数目安【間取り別】
間取り | ダンボール数目安 |
---|---|
1R/1K | 5~10個程度 |
1DK | 10~20個程度 |
1LDK | 20~30個程度 |
2K以上 | 30個以上 |
必要なダンボールの個数は間取りで異なります。
部屋の間取りが大きくなれば荷物も多くなるので必然的にダンボールの数も増えますよね。
ただ1Rに住んでいても、部屋に物が多かったりする人ともいるはず。荷物が多い人は表よりも多くのダンボールが必要になるので、あくまでも一般的なダンボール数の目安としてお考えください。
引越し用ダンボールのサイズ
一般的に引越し業者で利用されているダンボールのサイズは、大きく分けて次の3種類です。
- Sサイズ(100サイズ):3辺の合計が100cm以下
- Mサイズ(120サイズ):3辺の合計が120cm以下
- Lサイズ(140サイズ):3辺の合計が140cm以下
この中でどのサイズのダンボールを使っても問題ありませんが、ダンボールを宅配便で送る場合は、ダンボールのサイズが大きくなればなるほど料金もプラスされるので要注意。
例えば同一県内に1個のダンボールのみ送る料金は、100サイズ(S)だと1,260円なのに対して、140(L)サイズだと1,750円(+490円)となります。(ゆうパックの場合)
引越しに使うダンボールの調達方法
引越しで必要なダンボールの数や個数は分かっても、問題はそのダンボールをどうやって入手するかですよね。
できればコストをかけずに入手したいところですが、引越しで必要なダンボールの入手方法は主に次の3つ。
コンビニなどの無料ダンボールを利用する
いっさいコストをかけずにダンボールを入手する方法は、コンビニやスーパーで無料提供されているダンボールをもらってくること。
この方法であれば確かに一番安上がりですが、汚れていないダンボールや引越しに適したサイズのダンボールを複数個入手するのって実は以外と大変。
ちなみに下記の記事でどこでどんなダンボールが無料でもらえるのか徹底検証しています。ぜひ参考にしてください!
宅配業者から購入する
宅配業者からダンボールを購入した場合の料金は次の通り。
ヤマト運輸 | 佐川急便 | 日本郵政 | |
---|---|---|---|
S | 190円 | 100円 | 100円 |
M | 230円 | 150円 | 140円 |
L | 330円 | 240円 | 210円 |
※サイズ表記名は、宅配業によって異なります。
引越し業者からもらう
引越し業者を利用する場合は、引越し業者がダンボールを提供してくれる場合がほとんどです。
ダンボールだけでなく、ガムテープやハンガーボックスなども提供してもらえます。
ダンボールは必要な枚数をもらうことができますが、どこの引越し業者も上限は50枚としているところが多いよう。
また、カラになったダンボールを無料で回収してもらうことも可能(引越し業者によっては一部エリアだったり有料回収の場合も)。
引越し業者 | ダンボール枚数 | ガムテープ | 回収 |
---|---|---|---|
アリさん | 50枚 | 最大2個 | 有料 |
サカイ | 有料 | ||
アーク | 無料 | ||
ハート | 問い合わせ | 無料 | |
アート | 無料 |
カラになった大量のダンボールを処分するのって、意外と手間なんですよね…
そんな時も、引越し業者に依頼すれば面倒なダンボール処分も行ってくれるし、そもそもダンボールが無料でもらえることが多いので、結果的に引越し業者に依頼した方がコストも手間も省ける可能性があります。
ダンボールだけの引越しを、どこに依頼するか悩んでいる人は
- 梱包材(ダンボールなど)にかかる料金
- 配達料金
- 引越し準備や片付けの手間や労力
などトータルで考えてどこに依頼するか検討するべきです。
ダンボール引越しの梱包・荷造り・荷解きのコツ
ダンボールのみの引越しをする場合、宅急便を利用するにしても引越し業者に依頼するにしても、いずれにしても梱包は自分で行いますよね。
「ダンボールに荷物を詰めるくらい、簡単でしょ」
と考えている人が多いと思いますが、じゃあ食器はどうやって梱包しますか?ダンボールの底が抜けないように梱包できますか?
と問われたら「自信ない…」という人が大半なのでは。
ダンボールの数が多ければそれだけ荷造りに時間がかかる訳ですし、知識が無いまま梱包すると、運びにくかったり荷物が破損するリスクも高くなってしまいます。
そこで、失敗の少ないダンボールの荷造り・梱包方法について紹介します!
スムーズに荷造りするなら2週間前から始める
「荷物はダンボールしかないから、前日に荷造りすれば十分間に合うでしょ」
と余裕でいる人もいるかもしれませんが、当日になって慌てないためにもできるだけ早め(2週間前)から荷造りをしましょう。
とはいえまだ使うものまで梱包してしまうと、そのたびに毎回ダンボールを開けて、閉めて…なんてことやってられないですよね。
おすすめの方法としては、2週間前から梱包は始めるものの、ダンボールの封はせずにいつでも取り出しができる状態にしておくこと。
早めに梱包を開始すれば「緩衝材が足りない」という場合でも買いにいく時間がとれますし、
不用な荷物を処分(リサイクルショップに売りに行ったり、知人に譲ったり)する時間もできますよね。
梱包・荷造りに必要なもの
引越し業者に依頼する場合、基本的にダンボールやガムテープなど梱包に必要な資材は一式無料でサービスしてもらえます(単身パックなど梱包材無料提供がないプランもあります)。
しかし、無料提供してもらえるもの以外に自分で用意しなくてはいけないものもいくつかあります。
引越し業者が用意してくれるもの | |
---|---|
ダンボール | 荷物を梱包する際に必要 |
ガムテープ | ダンボールに封をする他、荷物の固定に役立つ |
プチプチ(緩衝材) | 割れ物・壊れやすい荷物の緩衝材として使用 |
自分で用意するもの | |
マジックペン | 梱包したダンボールに内容物を書く際に必要 |
新聞紙 | 食器を梱包する際などの緩衝材として使用 |
ビニール袋 | 洗剤などの液体を入れる際に便利 |
ロープ(ビニールひも) | ハンガーなど細かいものをまとめる際に便利。 重たいダンボールを補強する意味でも役に立ちます。 |
はさみ・カッター | ケガ・ダンボールの落下防止の意味で、滑り止めが付いている軍手だとなおよし。 |
軍手 | ケガ・ダンボールの落下防止の意味で、滑り止めが付いている軍手だとなおよし。 |
ゴミ袋 | 荷造りの際に出るゴミを処分する際に必要 |
自力引越し、宅急便で送る場合はダンボールやガムテープも自分で用意しなくてはいけませんが、どれもコンビニやホームセンターなどで手軽に入手できるものばかり。
荷造りを始めるまでに用意しておきましょう。
ちなみに必須ではないですが、あると便利なものとして「ドライバーなどの工具セット」もあるといいかもしれません。
「分解すればダンボールに入る」というような荷物があるとき、ドライバーがあれば解体して箱詰めすることができます!
ダンボールに梱包するコツ
ここでは実際に梱包した写真を使って、ダンボールに荷物を詰める際にどうやって梱包するのかコツをご紹介します!
重い荷物は小さいダンボールに入れよう
ダンボールに荷物を詰める際は、
- 重い荷物(食器・書籍類など)は小さいダンボール
- 軽い荷物(衣類・雑貨など)は大きいダンボール
に入れることが鉄則です。
ダンボールひとつあたりの重さの目安は「1人で持てる重さ」まで。
重たい荷物を大きなダンボールに入れてしまっては、重たくて1人で持ち上げるのが困難になります。
大きなダンボールに重たい荷物が大量に入っている場合、強度が保てず底が抜ける危険性もあります。
どうしても重たい荷物を大きなダンボールに詰めたい場合は、満タンまで入れずにダンボールの半分を目安に(上部は緩衝材を詰める)荷造りするようにしましょう。
ダンボールには内容物と運び先を明記しよう
ダンボールの上面や側面に
- 行先(リビング・寝室など)
- 内容物(食器・衣類など)
を書いておくと、新居での運搬と荷解きがスムーズになります。
引越し業者に依頼する場合も、ダンボールに運び先が書いてあることで、どの部屋に置くダンボールかスタッフも一目瞭然。作業効率も上がりますよ!
ダンボールの底は十字で止めよう
ダンボールの底は、下記の写真のようにガムテープで十字に止めるのがおすすめ。
ダンボールを持ち上げる際、中心部に一番圧力がかかります。
その中心部を十字で補強することで、底が抜けるのを防ぐことができます。
荷物ごとに梱包の方法を解説
ここでは荷物の種類ごとに上手な梱包方法について解説します。
DVD・CDはケースが割れやすいので立てて梱包しましょう。
寝かせて梱包すると上部からの衝撃でケースが割れてしまうリスクが高くなります。
CD・DVDは横に梱包するのに対し、書籍類は横に寝かせて梱包しましょう。
立てて梱包すると本の角が折れ曲がってしまいます。
深さの無い平皿は、1枚ずつ新聞紙で包んで隙間が無いようにダンボールに詰めましょう。
先ほどのDVDの時と同様、上に積んで梱包すると上部からの衝撃で平皿が割れやすくなるため、必ず立てて入れるようにしましょう。
平皿と同じく、1個ずつ新聞紙で包んで梱包しましょう。
小鉢の場合は重ねて梱包してOKです。
グラス全体を新聞紙で包んだあと、中心部分にも新聞紙を詰めておきましょう。
グラス類を梱包する際は、上部からの衝撃で割れるのを防ぐため、倒さずに必ず立てて梱包しましょう。
編集部スタッフが引越しをした際、使いかけの調味料や包丁の梱包方法がわからず困ってしまったことがあります。
そこで実際の引越し経験から、梱包方法に困りがちな荷物の荷造りの仕方についてもまとめました。
荷物の種類 | 梱包方法 |
---|---|
包丁 | 刃物部分をダンボールでぐるりと固定し、さらにガムテープで補強する。 |
使いかけの調味料(液体) | フタの上にラップをかけ輪ゴムで固定。ビンの場合は新聞紙で包み、さらにジップロックなどに入れる |
使いかけの調味料(粉類) | 食卓塩(砂糖)は、全体をラップで包んだあと新聞紙などで固定。 さらにジップロックなどに入れてもOK |
ブーツ | 新聞紙や緩衝材を詰めれば型崩れ防止になります。 |
観葉植物(小型) | 植木鉢をビニール袋に入れてからダンボールへ。当日の水やりは避ける。 |
鏡 | プチプチなどの緩衝材で全体を包んだあと、さらにタオルなどの柔らかい布でくるむ |
カトラリー(箸やスプーン) | ジップロックやビニール袋にまとめて入れておく。 |
液体洗剤(シャンプーなど) | 中身がこぼれないようにポンプ部分を養生テープなどで固定しておく。さらにビニール袋に入れて梱包する |
下記の記事では、ダンボールの梱包方法以外の荷造りのコツについて解説しているので、スムーズに荷造りする自信がないという人はぜひ参考にしてみてくださいね。
宅配便を利用してダンボールのみ送った人の失敗談
ダンボールだけの引越しを、実際に宅配業者に依頼した人にアンケートをとりました。
意外にも「宅配業者に依頼して失敗した!」「こんなはずじゃなかった」という声が多かったので、ダンボールだけの引越しで後悔しないためにもぜひ参考に!
- 約2万円
- ダンボール5個のみの引越し(宮城県→茨城県)
引っ越し業者で送っていないので、荷物を送る時に一度に来るのかを確認をするべきだった。
また、荷物をまとめて届けてくれるように頼むべきだった。
- 約4.5万円
- ダンボール13個のみの引越し(松山市→大阪府内)
日通等が単身パックというサービスをやっているということを聞いたことがあった。
単身パック等であれば今現在住んでいるマンション等まで取りに来てくれて目的地まで発送してくれるのでそっちの方が良かったと思う。
- 約4,500円
- ダンボール3個のみの引越し(東京都→和歌山県)
仕事道具などの急ぎの荷物は、ヤマト便ではなく宅急便など時間指定と日にち指定ができる商品を選べばよかったと思います。
- 約2万円
- ダンボール10個のみの引越し(兵庫県→東京都)
できるならば、繁忙期を避けて引越し業者に頼むのが一番だと思う。
宅配業者に頼むとしても、単身パックのような引越しに適したサービスを選ぶべきだった。
- 約5万円
- ダンボール20個のみの引越し(東京都→名古屋市)
3月の引越しということで業者も需要期で通常より料金は高めなので、時期をずらして引越し業者に依頼すればよかったです。
- 約1万円
- ダンボール5~6個のみの引越し(石川県→東京都)
費用はものすごく節約できましたが、手間がとてもかかったので、お金を払ってでも引越業者に頼めばよかったかなと思います。
宅配便会社(クロネコヤマトとか)の単身パックとかでもよかったかなと思います。
- 約5万円
- ダンボール24個のみの引越し(山口県→沖縄県)
荷物が少ないので5万円程度で済みましたが、時間と金銭に余裕があれば引っ越し業者に頼むのがやはり良いです。
香水や化粧水、電化製品など一部送れないものがあるので事前に調べ、送れない場合はリサイクルショップに売るなどできるし、引っ越し業者のプランには不要なものの買い取りや処分も一緒にできるので、時間に余裕があればゆうパック、なければ買い取りも一緒にできる引っ越しプランの方が良いと思います。
- 約3万円
- ダンボール8個のみの引越し(沖縄県→東京都)
安く済む分にはいいが、箱詰めの時に必要度の高いものをまとめて届く日程をずらすと箱がたまらずにスムーズにできたかなと思う。 ただ、業者さんを使う方が圧倒的に楽。
ダンボールのみの引越しで失敗しないための注意点は4つ!
いざ宅配業者に頼んでみたら
「自分でやることが多くて大変だった」
「運べない荷物があるのを知らずに梱包したから、荷造りをやり直すことに」
「重量のことを考えておらず、思った以上に料金がかかってしまった」
など、引越し業者に依頼しておけばもっとラクに引越せたかも…という内容が目立ちました。
ダンボールだけの引越しで失敗しないためには
- ダンボールの重量(割増料金はかからないか)
- 送れない荷物も一緒に梱包していないか
- 荷物の到着日スケジュールの確認
- 荷造りをする労力や時間にゆとりはあるか
これらを踏まえたうえで、宅急便・引越し業者どちらか選ぶことが重要です。
引越し業者のプラン料金が高いと感じるなら、一括見積もり比較を利用しておけば費用はグッと抑えられます。
比較して引越し業者の相場を知った上で、やっぱり宅配便の方が良いや!ってなったらそれはそれでOK。
ここからはダンボールだけの引越しで失敗しないための注意点について、もう少し詳しく解説します!
割増料金のかかる重量でないか
宅急便でダンボールを送る場合、意外と盲点なのが「重量」です。
重たくなると単純に持ち運びが大変になる上に、割増料金が発生します。
ちなみにヤマトのサイズ・重さ規定は次の通り。
この重さを超えないように梱包する必要があります。
ヤマトのサイズ表記 | ダンボール寸法(3辺合計) | 重さ |
---|---|---|
80サイズ | 80cm以内 | 5kgまで |
100サイズ | 100cm以内 | 10kgまで |
120サイズ | 120cm以内 | 15kgまで |
140サイズ | 140cm以内 | 20kgまで |
160サイズ | 160cm以内 | 25kgまで |
※クロネコヤマト宅急便の公式サイズ規定料金表を参照
仮にこの重さを超えた場合は宅急便では送れず、重さ規定のない「ヤマト便」で送ることになります。
ヤマト便で送る場合、どのくらい料金が割増しされるのか?ということについては追加の重さによって異なりますが、プラス5kgオーバーした場合で+800円程加算されると思っておくと良いでしょう。
割増料金が追加されて宅急便の料金が高くなる場合、引越し業者に依頼した方が安くなるケースも出てきます。
ダンボール個数だけでなく、重量などによる割増料金も考慮に入れて宅急便と引越し業者を比較しないと結果的に損をするかもしれない事も考慮して、念のため引越し業者からも見積もりを取り寄せておきましょう。
送れない荷物も一緒に梱包していないか
宅急便で送るにせよ、引越し業者に依頼するにせよ、そもそも以下の荷物は送れないので要注意。
- 貴重品(現金・株券・キャッシュカード・小切手など)
- 危険物や火薬類(花火・ガスボンベ・シンナーなど)
- 再生や再発行不可のもの(受験票・原図・フィルム類)
- 遺骨/仏壇
- 高価なもの(骨董品・美術品・楽器など)※ヤマト便での配送は可能
- 生き物(ペット・観葉植物など)
前章のクチコミでも「送れない荷物があるのを知らず梱包してしまった」という内容がありましたね。
引越し当日に「送れない荷物があるんだけど、どうしよう…」なんてことにならない為にも、“荷造りは早めに”行いましょう!
早めに行えば、送れない荷物を売ったり粗大ゴミに出す時間が生まれますよ。
また、通帳や印鑑などの貴重品は間違ってもダンボールに詰めないよう、必ず自分で持ち運びましょう(仮にダンボールに入れて紛失しても、補償対象外となります)
荷物の到着日スケジュールの確認
ダンボールのみ送る場合、荷物がいつ新居に届くのかは利用した業者やプランによって異なります。
宅配業者を利用した場合の到着日 | |
---|---|
宅配便 | 最短翌日から指定可能 |
引越し業者を利用した場合の到着日 | |
単身パック | 最低でも2日以上(即日発送も不可) |
単身プラン | 当日受け取り可能(近距離引越しの場合) |
宅急便を利用した場合、最短翌日から到着日時の指定ができますが、距離が遠い場合は2日以上見込んでおく必要があります。
引越し業者に依頼した場合は、カーゴボックスで引越しをする「単身パック」の場合は荷物が届くまで最短でも2日かかります。
距離によってはプラス1~2日程度かかるため、事前にどのくらいで荷物が到着するのか確認した上でゆとりをもったスケジュールで引越しを行いましょう。
「単身パック」以外のプランを利用した場合、荷物がダンボールのみの近距離引越しであればその日のうちに引越しを終えることも可能。
ただし新居までの距離が遠い場合(県をまたぐような場合)は、その日のうちに完了しない場合もあるので、こういう場合も荷物到着予定日を業者に事前に確認しておきましょう。
荷造りをする労力や時間にゆとりはあるか
ダンボールのみを「自力で送る場合」「宅急便で送る場合」は、当然ですがダンボール調達から発送手続きまで全て自分で行う必要があります。
ダンボール調達から発送準備まで、一見カンタンそうに感じますが
- 引越しに適したサイズのキレイなダンボールを無料で揃えるのは難しい
- 荷造りをしていてダンボールが足りなくなった場合は再度調達しにいかなくてはいけない
- ダンボールの数だけ送り状を作成して貼り付ける必要がある
- 業者は玄関までしかダンボールを運んでくれないので搬入搬出作業は自分で行う必要がある
- カラになったダンボールは自分で処分しなくてはいけない
など、思っている以上に労力と手間がかかります。
口コミでも「費用は安く済んだが、とにかく手間がかかって仕方なかった。これならお金を払ってでも引越し業者に依頼すればよかった」
とあるように、引越し業者に依頼すれば全て業者が行ってくれるのでかなりラクです。
「引越し業者に依頼すると高い…」
というイメージを持っている人もいるかと思いますが、よく考えてみてください。
そもそも荷物はダンボールだけなので、そこまで高い金額になることはありません。
むしろ引越し業者は価格交渉ができるので、希望する料金で引越しができる可能性大です。(宅急便は公式の料金から値下がることはありません)
荷造りに苦労して労力を費やすくらいなら、引越し業者にお願いしちゃった方が全てがスムーズに進むと言えます。
まとめ:ダンボールの数が多い場合は引越し業者の方がトク!
ダンボールの数が少なければ、荷物を詰めて宅配便で送ってしまうのが手っ取り早くておすすめ。
ただし、ダンボールの数が11個を超えるようなら引越し業者に依頼した方がオトクになる可能性が高くなります。
引越し荷物がダンボールのみの場合「宅配業者の方が安いのか」「引越し業者の方が安いのか」は一括見積もりをすれば一目瞭然!
料金面も含めて、業者選びで後悔しないようにしましょう。
引越し侍 | |
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SUUMO引越し | |
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LIFULL引越し | |
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ダンボールだけの引越しって宅配業者と引越し業者どっちを利用するのが正解?